雅冬炎という書道家をご存知でしょうか。
今日午前中は、毎日書道展に向けて、書道の練習をしてま〜す❤️❤️❤️
金敷先生、ありがとうございます😊😊😊 pic.twitter.com/ii4Aai0uul— LOVE_IKKO (@LOVE_IKKO) 2017年4月5日
えぇ、IKKOさんですね(笑)
「雅冬炎」とは、美容家IKKOさんの書道家としての「雅号」なのです。
雅号とは、書道界での源氏名のような物。
IKKOさんは、占い師の助言で「雅冬炎」と命名したそうですよ。
今回はこの雅冬炎さんの書道家としての経歴、作品を見られる場所などについてお伝えします。
書道家 雅冬炎|Wiki プロフィール経歴まとめ
メモ
- 本名:豊田一幸
- 生年月日:1962年1月20日
- 出身:福岡県田川郡福智町
- 出身高校:西田川高校
- 職業:美容家
ここまでは、美容家IKKOさんのプロフィールですね。
書家としてのスタート時期は、2002年頃(40歳の時)になります。
もともとは字を書くことが苦手でコンプレックスだったところ、40歳になったのを機に一念発起したとのこと。
当初は完全な独学で、画用紙に筆ペンで書くという独特の技法でした。
その個性的な書は、徐々に評判に。
書道を始めて10年後、2012年に書道の本を出版しないかとのお誘いを受けます。
2012年11月21日には「IKKOの字語りエッセイ—道」が芸術新聞社から出版されました。
書に対する想い入れとともに、約60点の書道作品も収録。
作品への評価も上々です。
IKKOさんは、芸能人という見方
がありましたが、書に対する思い入れを深く
感じました。書の参考にもなります。
書道家っていいながら、ひどい字を書いているのが跋扈してるけど、この本は思ってた以上にま・と・もで驚いた!きような人だと思っていたけれど、なかなかいい味出してるじゃん。
引用:amazonレビュー
本の出版を持ち掛けたのは、書道の専門誌「墨」の編集長でした。
そしてこの時に、書家の「金敷駸房(かなしき しんぼう)」氏を紹介されます。
ずっと独学でやっていた書の基本を学ぶため、雅冬炎氏はこの金敷氏に師事することとなりました。
「墨」の2013 年3・4月号からは、金敷氏の指導の下で「IKKOの50の手習い」いう連載もスタートしています。
書道の先生は、書家 金敷駸房先生(かなしきしんぼう せんせい)です♪♪♪
とても素晴らしい先生です。いつもいつも、心から感謝申し上げます♡♡♡— LOVE_IKKO (@LOVE_IKKO) 2013年2月11日
金敷駸房氏は大河ドラマ「真田丸」の書道指導にもあたった書家の先生です。
カナシキシンボウ展 pic.twitter.com/qVoPNJuQsM
— 申子 Nobu (@nononon72) 2014年9月21日
左上の写真中央が金敷氏。
もっとお年を召した方かと思ったら、意外とお若い先生でした。
書道家 雅冬炎 |受賞歴
2013年 第65回毎日書道展 漢字Ⅱ類で秀作賞を受賞。
毎日書道展とは、毎日新聞社などが主催する日本最大の書道展です。
作品別に9つの部門に分かれており、漢字Ⅱ類は文字数3字から20字以下の漢字作品になります。
初の応募での入選を果たしました。
初応募で入選ってすごいですね!
参照:一般財団法人毎日書道界
毎日書道展に入選しましたぁ〜♡♡♡
皆様の応援のお陰で、書道を続ける事ができましたぁ♪♪♪
ありがとうございましたぁ(^O^)/ http://t.co/huQwRlnBFi— LOVE_IKKO (@LOVE_IKKO) 2013年7月10日
雅冬炎氏はこの初入選の後、毎日書道展で毎年入選されています。
2016年の「第68回毎日書道展」で佳作賞を受賞した際の新聞記事がありました。
昨日のお祝い会で
毎日書道会発行の小冊子の
記事をいただきました佳作賞のIKKOさんの作品もありました pic.twitter.com/E285YP3eeI
— 書家/森 大衛 (@TAPPITSUOU) 2016年7月29日
右下「五穀豊穣」の書が雅冬炎氏の作品。
男らしい作風が印象的ですね。
(皮肉じゃないですよw)
書道家 雅冬炎|作品はどこで見られる?
福岡県田川市にある、石炭・歴史博物館。
この博物館の階段の踊り場では、「炭坑節」という書をみることができます。
ただしこちらは、雅冬炎ではなくIKKOとしての寄贈でした。
雅冬炎氏は福岡県出身なので、地元への寄贈ということでしょう。
同じく福岡県福岡市にある、日本3大八幡宮といわれる筥崎宮(はこざきぐう)。
鎌倉時代の中期に起こった「元寇の乱」の際に、必勝祈願の役割を果たしたという大変歴史ある神社です。
戦国時代の茶人・千利休が奉納した石燈籠など、国の指定重要文化財も多く残されています。
その筥崎宮本殿の回廊内で、雅冬炎氏の燈籠を見ることができます。
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書道家 雅冬炎|まとめ
40歳から始めた「雅冬炎」としての活動。独学から始めて10年ちょっとでの書道展入賞とは恐れ入ります。
何かを始めるのに遅すぎることはないのですね。
美容家やタレントとしても大活躍のIKKOさん。
今後の雅冬炎としての活躍にも注目ですね♪