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【暴落でも慌てない】NISA・iDeCoの長期積立投資に必要な「正しい構え方」

 

世界的な株価の急落、ニュースで見る「大暴落」──そんな見出しに不安を感じている方も多いのではないでしょうか。特に、NISA(少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)で資産形成を始めたばかりの人にとっては、日々の相場の上下にハラハラしてしまうこともあるかもしれません。

最近では、SNSやネット掲示板を中心に**「新NISAやめた」**という声も散見されるようになりました。
株価の下落を見て、焦って解約してしまう人が出てきているのです。

ですが、結論から言えば、長期積立投資において短期的な暴落を恐れる必要はありません

この記事では、「暴落=損失」と思いがちな初心者の方に向けて、なぜ暴落は必ずしも悪ではないのか、そしてどのような心構えが必要かをやさしく解説していきます。


■ 1〜2年の下落は想定内。5年、10年、30年で考えるのが積立の鉄則

積立投資の目的は、一時的な値動きで利益を狙うものではなく、時間をかけて資産を育てていくことです。NISAやiDeCoは、5年、10年、さらには30年という長期スパンでの運用を前提とした制度。相場の一時的な下落は当然織り込み済みです。

たとえば、過去の世界経済を振り返っても、リーマンショック、コロナショックなど、いくつもの暴落がありました。それでも長期で見れば、世界全体の経済は着実に成長してきたのです。

逆に、1〜2年の短期間だけで投資判断をすると、むしろ「危うい」結果を招くことが多いのです。


■ 暴落は「買い場」でもある。安く買える=将来の伸びしろが大きい

長期積立投資では、定期的に一定額を投資していく「ドルコスト平均法」が基本です。この手法の大きなメリットは、価格が下がった時により多くの口数(株数)を買えることにあります。

つまり、暴落が起きたからといって慌てる必要はなく、むしろ「安く仕込めるチャンス」なのです。

この構造を理解すれば、短期の下落は“敵”ではなく“味方”にもなると気づけるでしょう。


■ 含み損=確定損ではない。積立投資でやってはいけない「解約」

積立投資における最悪の判断は、暴落時に「解約してしまう」ことです。暴落時は含み損が大きくなり、一時的には資産が目減りしているように見えるかもしれません。しかし、その損は確定しない限り、あくまで“評価損”です

ここで投げ出してしまうと、せっかく安く買い増せるタイミングを捨ててしまい、その後の回復や成長の恩恵を受けられなくなってしまいます。

「安い時にたくさん買って、高い時に増える」──これこそが積立投資の醍醐味です。


■ インデックスでの長期分散こそ、投資の王道

NISAやiDeCoを活用した長期積立投資において、中心となるのはインデックスファンドへの投資です。全世界株式や先進国株式など、広く分散された市場全体に投資することで、リスクを抑えつつ経済成長の恩恵を享受することが可能です。

反対に、個別株投資は魅力もある反面、リスクも極めて大きいのが現実。企業の不祥事、業績悪化、経営破綻など、たった一つの要因で株価が大きく下がることもあります。

実際、この動画の中の人──つまり筆者自身も、長年にわたって堅実にインデックス積立投資を続け、数百万円規模の含み益を積み上げてきました。しかし、ある時ふと個別株の魅力に惹かれ、リスクを承知でチャレンジした結果、数百万円もの資金を溶かし、相場から退場することになりました

もちろん、個別株で大きく成功する方もいますし、それを否定するつもりはまったくありません。ただし、「大きなリターン」には「大きなリスク」がセットになっているという事実だけは、どうか肝に銘じておいてください。


■ 感情ではなく、ルールで動くのが「本物の投資家」

相場が荒れると、「今こそ動かなければ」と思いがちですが、積立投資は“何もしないこと”が最良の選択である場合が多いのです。

SNSやニュースでは、毎日のように「暴落」「バブル崩壊」「終わりの始まり」といった刺激的な言葉が飛び交いますが、それに一喜一憂して行動を変えることは、長期投資にとってはマイナスです。

感情ではなく、事前に決めたルールに従って、淡々と積み立てを続ける。この姿勢こそが、将来の資産形成を成功させるカギです。


■ まとめ:未来を信じる者にリターンは訪れる

NISAやiDeCoを活用した積立投資では、短期の値動きに惑わされず、「世界経済は長期的に成長する」という前提を信じて継続することが大切です。

もちろん、経済の先行きに不安がないわけではありません。地政学リスク、インフレ、政治不安…リスク要因は常に存在します。しかし、それでも経済は回り、人は活動を止めず、企業は成長を模索し続けます。

暴落が来た時こそ、投資家としての真価が問われます。
含み損を見て焦るのではなく、「今は安く買えるチャンス」と捉えることができるか。
未来を信じて行動できるか。そこが分かれ目です。

焦らず、慌てず、コツコツと。
それが、長期積立投資における「最強の戦略」です。


※投資は自己責任で行いましょう。


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