国民民主党に期待してきた。
玉木代表の言葉に共感し、政策提案型の姿勢に希望を持ち、与党でも野党でもない「常識ある現実主義」を掲げるその立ち位置に、一票の重みを託してきた。
だからこそ、言わせてもらいたい。
山尾志桜里氏を比例代表で擁立するという判断は、党の信頼を自ら踏みにじる行為に等しい。私は投票しない。
■比例代表とは何か。党そのものの“顔”ではないのか?
比例代表制は、政党に投票する制度だ。
つまり、有権者は候補者個人というより「政党の価値観や倫理観」そのものに投票する。
その比例に、山尾氏を出すという判断。
これは、「この人こそ国民民主の看板です」と言っているに等しい。
しかし、本当にそうなのか?
党として、彼女が「顔」となるにふさわしいと、本気で思っているのか?
■W不倫とその末路。どこまで忘れられていると?
2017年、山尾氏は倉持麟太郎弁護士とのW不倫疑惑が報じられた。
そしてその後、倉持氏の元妻は自ら命を絶った。
山尾氏が直接その死を引き起こしたとは言わない。
だが、事実として家庭を壊し、自らの家庭も壊し、その果てに誰かの人生が失われた。
にもかかわらず、説明も反省もないまま、再び子育て政策を語り、
あろうことか“比例代表の顔”として出馬するなど、有権者をどこまで侮っているのか。
■子育てケアマネージャー制度──反発は当然だ
最近では、「子育てケアマネージャー制度」の提案で炎上したばかりだ。
家庭の事情に踏み込む公的支援に、多くの子育て世代から違和感と怒りが噴出した。
そしてそれが「山尾氏の発案」であることが知れ渡ると、
反発は「制度批判」から「人間としての拒絶」に変わっていった。
「人の家庭を壊した人が、子育てを語るな」──これは決して感情論だけではない。信頼の話だ。
■そして平岩征樹議員の不倫謝罪──“倫理”はどこへ行ったのか
山尾氏の出馬が報じられたその翌週、今度は平岩征樹議員が
「偽名を使って不倫をしていた」と自ら謝罪する事態に。
彼は昨年の統一地方選で国民民主党から初当選したばかりの議員である。
つまり、党としての候補者チェック体制が機能していなかった証左でもある。
なぜ、こんなにも立て続けに「女性問題」に鈍感なのか。
なぜ、比例や新人候補という重要な顔ぶれで、あえて“火種”を抱え込むのか。
有権者の信頼を、何だと思っているのだ。
■国民民主党の魅力を信じてきたからこそ、許せない
国民民主党は、決して悪い党ではない。
むしろ、他党よりも現実的で、政策本位で、まじめにやってきた党だと思っている。
だからこそ、今回の判断は信じられない。
比例の顔に、過去に深い倫理的傷を残した人物を置くということが、
党にどれだけの「痛手」になるのか、本当に理解していないのだろうか。
今の国民民主党が掲げる「常識ある政治」は、
“この程度の倫理観”の上に乗っているのか?
✅ 私は、投票しない。
比例代表に山尾志桜里氏を載せる限り、私は投票しない。
どれだけ政策がよくても、どれだけ代表が現実的でも、信頼は戻らない。
信頼とは、実績や理屈だけで得られるものではない。
「何を許し、誰を擁立し、誰を守ろうとするのか」──その選択にこそ、党の“魂”が宿るのだ。
私は、政治家としての技術より、人としての倫理観を大切にしたい。
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