広告 政治

しばき隊とC.R.A.C.(クラッカ)完全解説|成り立ち・活動・政治家との関係・最新動向


1. しばき隊とは

レイシストをしばき隊は2013年1月に結成された市民グループで、当時頻発していた在特会などの反韓デモや排外主義的活動に対抗する目的で発足しました。

  • 設立時期:2013年1月
  • 活動目的:ヘイトスピーチ・人種差別への対抗
  • 名称の由来:「レイシストを“しばく”(懲らしめる)"
  • 特徴:街頭での直接的抗議・SNSでの動員力・映像発信

しかし、過激な言動や物理的衝突がたびたび問題視され、同年10月に「C.R.A.C.(Counter-Racist Action Collective)」へ改称しました。


2. C.R.A.C.(クラッカ)への改称と活動理念

**C.R.A.C.(Counter-Racist Action Collective)**は、しばき隊の後継組織として2013年10月に発足。

  • 目的:差別のない社会的公正の実現
  • 特徴:より広範な市民連帯を意識し、しばき隊時代よりも過激な印象を抑制
  • 活動範囲:街頭デモ、SNS情報発信、法整備への働きかけ

C.R.A.C.の活動は、2016年「ヘイトスピーチ解消法」成立に一定の影響を与えたとされています。


3. 主要メンバーと特定議員・政党の関係

主要メンバー

  • 野間易通:創設者で現C.R.A.C.代表。共産党や社民党議員と懇談歴あり。
  • 菅野完:元幹部。内部トラブルにより離脱後、森友問題スクープで著名に。
  • 李信恵:ライター。ヘイトスピーチ被害者として訴訟活動にも関与。
  • 高橋直輝(添田充啓):現場抗議活動の主導者として知られる。
  • 神原元:弁護士。法的支援を担当。

政党・政治家との具体的関係

  • 日本共産党:小池晃、田村智子、仁比聡平、池内さおりらと2015年に国会で懇談。
  • 社民党:福島瑞穂がヘイトスピーチ規制法案の推進で連携。
  • 立憲民主党:一部議員が川崎ヘイトデモ規制条例に関与。
  • れいわ新選組:直接的な連携は少ないが、一部テーマで協働実績あり。

4. 在特会など対立団体との衝突事例

しばき隊・C.R.A.C.は、在特会や「行動する保守」などと対立し、複数の訴訟・刑事事件に発展しています。

(1) 新大久保デモ衝突事件(2013年)

  • 在特会主導の反韓デモで、しばき隊と直接衝突。
  • 複数人が暴行容疑で逮捕。

(2) 李信恵 vs 在特会名誉毀損訴訟(2014年)

  • 在特会幹部によるネット上での差別発言に対し、李信恵が提訴。
  • 大阪地裁は原告勝訴、損害賠償命令。

(3) 川崎ヘイトデモ規制訴訟(2016年)

  • 川崎市でC.R.A.C.が中心となり、デモ中止を求めて仮処分を申請。
  • 裁判所が一部認める判断を下し、全国的議論を呼んだ。

5. 過去10年の主要訴訟一覧(時系列)

事件名判決結果
2013新大久保デモ衝突事件双方複数人逮捕、罰金刑多数
2014李信恵 vs 在特会名誉毀損訴訟李信恵勝訴、損害賠償命令(110万円)
2016川崎ヘイトデモ規制訴訟仮処分一部認定、デモ一部中止
2018野間易通 vs 行動する保守訴訟和解成立、損害賠償金非公開
2020大阪ヘイト街宣禁止訴訟大阪地裁でC.R.A.C.側勝訴
2022川崎市差別扇動デモ規制訴訟原告(ヘイト団体)敗訴、規制条例有効判決

6. 在特会・行動する保守との訴訟結果まとめ

  • 李信恵 vs 在特会幹部(2014年):損害賠償110万円
  • C.R.A.C. vs 行動する保守(2018年):和解成立、金額非公表
  • 川崎市条例訴訟(2022年):差別団体側敗訴、条例の合憲性を確認

これらの判決は、C.R.A.C.に有利な結果が多く、法的手段による対抗戦略が進んでいることを示します。


7. SNS上での影響力推移

  • フォロワー数の推移(野間易通アカウント)
    • 2014年:約3万人
    • 2018年:約5万人
    • 2025年現在:約6.2万人
  • 主要ハッシュタグの変遷
    • 2013〜2016年:#しばき隊 #NoHate
    • 2017〜2020年:#CRAC #反差別
    • 2021年以降:#ヘイトスピーチ規制 #反ヘイト

SNS発信は引き続きC.R.A.C.の主要な活動基盤であり、デモ現場の生中継・ヘイトデモの監視情報などが中心です。


8. C.R.A.C.の現在の活動状況

  • 川崎市や大阪市でのヘイトデモ監視を継続
  • 特定政治家・団体への抗議活動も一部実施
  • メディア露出は減少傾向だがSNSで影響力を維持

9. 賛否と影響力

肯定的評価

  • ヘイトスピーチ対策の先駆者
  • 市民主体で大規模動員を実現

批判的評価

  • 現場での過激行為や暴力トラブル
  • 左派政党との近さから政治的中立性への疑問
  • 内部対立・資金問題など組織的課題

まとめ

  • しばき隊は2013年に発足し、C.R.A.C.へと改称して現在も活動中
  • 共産党・社民党など一部野党との連携が確認されている
  • 在特会などとの対立は訴訟にも発展
  • 現在は街頭での直接対抗よりも法的手段・SNSでの情報発信に比重を置いている

-政治