事案の全体像
テレビ朝日系スーパー戦隊シリーズ「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」にブラック役として出演していた今森茉耶(19)が、未成年飲酒の発覚により番組を降板。さらに所属事務所からも契約解除となる事態へ発展した。シリーズ自体が終了を控える中で起きた“最後の爆弾”とも言えるタイミングで、戦隊ファンにも大きな衝撃が走った。
時系列でみる経緯
● 2023年:芸能界デビュー
- 週刊プレイボーイでグラビアデビュー
- 「ミスマガジン2023」グランプリに選出
● 2025年2月:「ゴジュウジャー」出演開始
- 史上初の女性ブラック戦士として注目を集める
- 正統派ヒロインとは異なるクール系の黒キャラに視聴者の人気が集まる
- 戦隊シリーズでは珍しい配役で話題性も高かった
● 2025年9月:週刊誌で不倫&二股疑惑報道
- 共演者との不倫疑惑
- プロサッカー選手との二股交際疑惑
- 事務所および本人は公式な反論はせず、沈静化を図る姿勢だった
※ この時点では番組側も降板などには言及せず。報道はスキャンダルとして扱われたが、番組出演は継続していた。
● 2025年11月8日:未成年飲酒が発覚
- 制作の東映による調査で20歳未満での飲酒行為が確認
- 東映がテレビ朝日に“降板が妥当”と報告
- テレビ朝日はこれを受け入れ、公式サイトで降板発表
● 同日:所属事務所もマネジメント契約を解除
- 「重大な契約違反に該当」と判断し、契約を終了
- 事務所はコンプライアンス教育の強化を宣言
番組・事務所の公式コメントの要点
東映・テレビ朝日側
- 未成年飲酒は重大なコンプライアンス違反
- 今後の放送については適切に対応
- 視聴者・関係者へ謝罪
所属事務所
- 契約解除を発表
- ファン、関係者に謝罪
- 再発防止と管理体制強化を明言
“女性ブラック”という象徴性と皮肉
戦隊シリーズでは黒は多くの場合“クール・影を背負ったキャラ”が割り当てられるポジション。そこに史上初の女性ブラックという抜擢は高い期待の象徴でもあった。
しかし今回、
- 不倫疑惑
- 二股疑惑
- 未成年飲酒
と立て続けのスキャンダルが重なったことで、結果的に**「ブラック(黒)」のイメージが現実でも重なってしまう皮肉な展開**に。
ファンからも「役柄との対比が逆の意味でハマってしまった」と複雑な声が上がっている。
シリーズ終了間際の“最後の爆弾”
ゴジュウジャーはまもなく最終盤に突入する時期での突然の降板であり、スーパー戦隊シリーズ自体も今作をもって継続終了が正式決定している中での不祥事となった。長期収録ゆえに再撮・差し替えなどの影響も避けられず、制作現場への負担も非常に大きいとみられる。
シリーズ終了がすでに告知された状態で迎える最後の数カ月は、本来であれば“有終の美”として盛り上がるクライマックス期。その中での降板は、作品全体だけでなく、戦隊ブランドの締めくくりとしても極めて大きなダメージとなった。
まとめ
- 今森茉耶は未成年飲酒により「ゴジュウジャー」降板
- 事務所からは同日付で契約解除
- 9月には不倫・二股疑惑も報じられていた
- 女性ブラックとして注目された矢先の不祥事
- シリーズ終了を控える中での大きすぎるスキャンダル
戦隊シリーズ史でも異例の事態となった今回の騒動。作品側・視聴者双方に大きな影響を残す結果となった。