概要
ポケモン初の屋外常設施設「ポケパーク カントー」は、2026年2月5日(木)に東京都稲城市のよみうりランド園内に開業する。敷地面積は約2.6ヘクタール。多摩丘陵の自然地形を活かした森のエリア「ポケモンフォレスト」と、街をイメージした「カヤツリタウン」の2エリアで構成される。運営は、株式会社ポケモン・株式会社よみうりランド・株式会社読売新聞東京本社の3社による「合同会社ポケパーク・カントー」。
エリア構成
ポケモンフォレスト
起伏ある地形・段差・草むら・トンネルなどが続く全長約500mの探検型エリア。さまざまな表情のポケモンが自然の中で登場し、一部のポケモンには背中に乗る体験も可能。森を散策しながら「冒険」を楽しむ構成となっている。
カヤツリタウン(Sedge Town)
街エリアとして、ショップ・フード・オリジナルグッズを楽しめる。入口にはポケモンセンターが配置され、パレードやステージショー、イベントなど交流コンテンツが設けられている。
アトラクション:
- ピカチュウの「ピカピカパラダイス」
- イーブイのメリーゴーラウンド「ブイブイヴォヤージュ」
チケット種別
1. Ace Trainer’s Pass(エリートトレーナーパス)
- ポケモンフォレスト+カヤツリタウン両方入場可能
- 時間指定のフォレスト入場
- 優先レーンや特典(専用席・限定グッズなど)あり
- よみうりランドへの入園権含む
2. Trainer’s Pass(トレーナーズパス)
- ポケモンフォレスト(時間枠指定)+カヤツリタウン入場可能
- カヤツリタウンは時間無制限
- よみうりランド入園権含む
3. Town Pass(タウンパス)
- カヤツリタウンのみ入場可能
- ポケモンフォレストには入れない
- 2026年夏頃発売予定
チケット販売スケジュール
- 2025年11月21日(金)18:00より抽選販売開始
- 対象期間は2026年2月5日〜3月31日分
- 抽選申込締切:2025年12月8日
- 価格は日付・曜日・時間帯によって変動
価格帯(発表済み)
- トレーナーズパス:大人13歳以上 7,900円〜
- エリートトレーナーパス:大人13歳以上 14,000円〜
- タウンパス:後日発表(夏頃販売開始)
特記事項・注意
- いずれのパスにも「よみうりランド入園」が含まれ、遊園地全体への入場が可能
- ポケモンフォレストは地形理由により入場制限(ベビーカー不可、段差多いなど)
- 販売方法や内容は変更の可能性あり(公式発表に従う)
運営体制
- 株式会社ポケモン
- 株式会社よみうりランド
- 株式会社読売新聞東京本社
- 上記3社による合同会社ポケパーク・カントーが運営
公式情報に対する主な反応(ポジティブ/ネガティブ)
ポジティブな声
- 屋外常設という新しさ:室内型ではなく森を活かした“冒険型パーク”が高評価。
- カントー地方というテーマ性:初代ポケモンの世界観を強く打ち出した点がファンから歓迎。
- よみうりランドも利用できる価値:チケットに遊園地入園が含まれている点を“お得”と捉える意見。
- イベント・ショーの期待度:パレード・ステージショーなど「テーマパークらしさ」が評価対象に。
ネガティブな声/懸念
- チケット価格の高さ:特にエリートトレーナーパス(14,000円〜)に対し「家族だと負担が大きい」との声。
- 抽選販売で入手しにくいのでは?:開業初期の抽選制に対する不安。
- 混雑・ごった返し懸念:フォレストが一本道構造+イベント集中という設計から、オープン初期は“激混み”になる可能性を指摘する声が多い。
- 転売ヤーへの警戒:抽選販売と日付指定制により、“高額転売問題が起きるのでは”と懸念されている。
- フォレストの段差・ベビーカー不可などの制限:小さな子ども連れから「利用しづらい」という声。
- 時間指定制による自由度の低下:フォレストが時間枠制のため、実質滞在時間が限られる点への不満。
- 雨天時の体験低下懸念:屋外常設のため、雨の日はフォレスト体験の質が大幅に変わるのではという指摘。
まとめ
ポケパーク カントーは、従来の室内型ポケモン施設とは異なり、自然と一体化した“冒険型”体験を核とした屋外常設パーク。チケット価格はやや高めだが、よみうりランド入園も含まれるため総合的なレジャーとしての価値が高い。オープン初期は抽選制で混雑が予想されるため、チケット情報は公式サイトでの継続チェックが推奨される。